昨日、主人の高校の時の友だちが……、10年ぐらいおきに、うちへ訪ねてくれるんですけど、昨日の7時半ぐらいに、家電に電話がありまして、「岩田さんのうち、行こうとしてるんだけど、道に迷っちゃって……」っていう電話で……。
主人は、もう、お風呂に入って、ご飯を食べる矢先だったので、でも、着替えて、迎えに行きました。
そして、うちへ来てくださった時に、その方がいろいろ話されて……。前に来た時は、「うちは火事になった」っていう話だったんですね。で、「大変だったねぇ」って。
そしたら、今度、「去年、うちの娘が乳がんだった」って。「でも、早期発見で、すぐ、治ったんだけど、今度、頭の方にがんができて、間もなく、亡くなってしまった」って。それを、本当に“大変だ”っていう思いを話してくれたんですね。
私も一緒に、話を聞かせてもらったんですけど、こころを開いて、やっぱり、高校の友だちで、何でも「岩田、岩田」って話しているので、そういう本当の、ツラい話もしてくれるんですね。
で、その方は親が亡くなった時、その人のお父さんというのは、98歳で亡くなったと。でも「親父さんの亡くなったのなんか、なんともなかったよ。娘の時は、ツラって、ツラくって」って話をされた時に、私もそこで泣いてしまいました。
でも、主人が「うちは子供がいないから、その気持ち、分かんないな。だけど、大変だったな」という話をして……。主人がすごく、その人に優しく、包むように話を聞かせてもらえて、“あぁ うちの主人は優しい人なんだな”って。
相手の人も、こころ割って……、その話をするのは、ツラかったと思うんです。だけど、そういうことをね、話ができて、人の痛みを一緒に話ができたことで、すごく、主人とも絆が深まるっていうんですか。“頑張って生きようね”って……。
口数はそんなに多くない人ですけど、でも、そうやって話ができたこと、人の話を聞いて勉強になるって。“人間の勉強”って。“あぁ、うちも昨日、勉強させていただいた”と思ったので、今日、話させていただきました。
ありがとうございました。