私は今回、このパンフレットを見て、「ゆったり聞く聞く ちょこっと語る こころのせんたくしませんか?」。このテーマにすごく、“えっ?”って、何か知らないけど、惹かれたんですね。
それで去年、行った仲間が「温泉に行こう」って言って、会員じゃない方を誘って、それで行って、「すごく楽しかったよ」って。で、その方がまた今年、会員じゃないんですけど、「みんなで温泉に入りに行こうね。行こうね!」って。
で、その言葉にも、私、惹かれて……。
実は、私、あのう……。母子家庭で、若い時から女ひとりで、子ども2人を育てて、それでもう、ただ“働け働け”で、その中で、娘にも、もう本当、かまってやれない。
娘に、「お母さんはお父さんになって、働かなくちゃいけないから、弟を頼むね」って。「あなたがお母さんになってね」って感じで、もう、がむしゃらに働いて、やってきたんですね。
だから、子どものこころも、全然、考えたことない。もう、“働け働け”でやってきた、突っ走るお母さん=(イコール)お父さんできちゃって、子どもとなにしろ、向き合ってやれない自分を、大人になって、この「こころの会」で目覚めさせてもらって……。
それで、今になって、「ごめんね。ごめんね」って。「本当に、接してやれないお母さんで、ごめんね」ってところをやってきたんですね。
で、私も、もう77歳になって、だんだん、なんか最近、身体のあちこちがおかしくなってきつつある中で、先行きが、もう、なんか、だんだん、だんだん、手に届きかけてきているんじゃないかなって思う中で、あと何年、生きられるか、わかんない中でね。
娘と思い出を一つでも多くつくりたいってことで、この“しあわせツアー”に、ぜひ、一緒に参加したいなぁと思って、誘ったら、今年は来てくれたんですね。
まあ、そのう、ここで、娘が何をどう感じていくかは娘のこころだけど、私とすれば、まず、娘とバスの中で長い時間、一緒に座って来て、「孫の話」やら、「昔の話」やら、いろいろとする中で、あんまり話をする時間がない、接する時間がない中を少しずつ取り戻しながら来て、まぁ、あの、“こころのせんたく”。温泉に入って、ゆっくり、“身体を洗う”のも“せんたく”。
それで、“みんなの話を聞いて、自分のこころを、これからどうやってもっていくか”っていうのも、“こころのせんたく”かなと思いながら、私は参加させてもらいました。
“しあわせ”って、大きなしあわせもあれば、小さなしあわせもある。その中で、私は、今年ばっかりは、大きな……。娘と来られたことでね、“大きなしあわせ”をすごく感じて帰る、昨日、今日のこのつどいです。