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Vol.150
「人の数だけいろんな人が…」
稲葉五男さん
 自分は「ありがとう、久保継成会長」っていうことで、昨日、こちらの方(大阪)に来る道中に、いろいろ、ふり返りながら来たんです。故久保継成会長、故久保克児副会長と接点をもつようになって、もう22~23年になりますかね……。今、ふり返ってみれば、ですよ。
たぶん、久保会長、久保副会長と一緒にならなかったら、目に見えるところのしあわせしか追いかけていなかったと今、思うんですね。久保会長と久保副会長のところに来た時に、自分は“自分をさらけだす”っていうのか、“ありのままに生きる”っていうのがわからなくて……。ずっと、両親のことも好きになれなかったんです。
 でも、本当、10年ぐらい前からですかね。自分たち夫婦、今日、(妻も)来ているんですけど、今もケンカはもちろんしますけれど、昔はケンカすると一週間も、十日も、口をきかない。それが当たり前な夫婦だったんです。でも、今はケンカをしても、すぐ話しあえるっていうか、聞きあえるっていうか、そんな夫婦になれたんですね。
 今、一番、何が変わったかって言ったら、“この自分で、この自分を生きていいんだな”って。やっと、こう思えるんですね。
 自分が自然に、思えるようになって、そしたら、何が起きたかっていうと、今までは自分のことを棚に上げて、ほかの人のことも欠点を探したり、指さしたり、「人はあーだの。こーだの」って、けなしたりするのが好きだったんですよ。でも、そうじゃなくて、“人の数だけ、いろんな人がいるんだから、いいんじゃないの”って。“こういう人も有りだよね”って。
 やっと、少し、人として、やっと、原点っていうんかなぁ? “ゼロ”? 人間の“ゼロ”に戻れたような、そんな生き方ができる自分になれた。それはやっぱり、久保会長、久保副会長のおかげだなって、つくづく思わせてもらっています。
 だから、これは自分たち、今、夫婦もそうだし、やっぱり、自分たちの家庭があって、自分の育った家庭と今、長男夫婦と孫一人、居るんですけども、孫はまた可愛いんですよね。その可愛い孫と家庭を築く中で、やっぱり、自分たちの親とまた違った生き方をしている自分がいるっていうところに、本当に、久保継成会長に「ありがとう」と言いたいです。「本当に、今日は、ありがとうございます!」。